こんにちは、黒とらです。
老後資金2000万円や年金はもらえるのかなど、将来の資金に不安を持っている方は多いのではないでしょうか。
投資について勉強しても何がいいのかわかりませんよね。
今回は
堅実に投資がしたい 日中は忙しくて投資なんてできない 投資にまわせるまとまった資金がない
なんて方におすすめのインデックス投資を紹介します。
インデックス投資とは
株価指数の動きと同じ動きを目指す投資方法です。
日本株の株価指標としては、日経平均株価やTOPIXが挙げられます。
同じ動きを目指すとはどういうことか?
例えば、
日経平均株価と同じ動きになるようにしたいと考えると
ファーストリテイリング 10.44% 東京エレクトロン 6.02% ソフトバンクグループ 5.82% …etc
このように日経平均株価の構成と同じ銘柄、比率で取引するということになります。
個別株を購入するときは、倒産や売り上げの低下、不祥事など様々な面でリスクがあります。
日経平均に合わせれば、主な日本企業全体が落ち込まない限りは損をする可能性が低いということになります。
インデックス投資をするには
投資信託、ETFどちらかを購入することでインデックス投資が始められます。
投資信託とは投資家から資金を集めて、その資金をもとに専門家が株式や債券などに運用する商品です。
投資信託のなかには、指数に連動するように運用するものと、利益を追求した運用をするものがあります。
ETFとは証券会社に上場した、指数の動きを目指した運用をする投資信託のことです。
指数に合わせて株を購入するのは資金面で個人には不可能です。
個人から資金を集めて運用するに投資信託、ETFに投資する必要があります。
福利の力
長期投資で活躍するのは福利の力です。
平均利回り3%の投資信託に30年間、月3万ずつ投資したとします。
すると、
1748万円もの資金になります。
30年間の積み立てた元本は1080万、
つまり668万円の利益になるわけです。
気になる方は実際に見てみて下さい。
福利の力を最大限活用するには、
・利益分を現金化しない。 ・配当、分配金を再投資にまわす。 ・長期で運用する。
以上の3点が必要です。
メリット
インデックス投資のメリットは主に3点あります。
・少ない資金で始められる。 ・リスクが少ない ・手間がかからない
それぞれ説明していきます。
少ない資金
上記でもお話したように、インデックス投資をしようと思うと、個別株では膨大な資金が必要です。
投資信託では積み立てもでき、数百円から数千円で取引できます。
手元にお金がほとんどなくても、定期預金の感覚で投資ができます。
リスクを抑えた投資ができる
投資は必ずリスクが伴います。
個別株では1日に何十%と値動きするものや、倒産して資金がなくなることもあります。
投資先によっては大きなリスクになってしまうことがあるのです。
リスクを軽減させる方法として、投資先を分散させる方法があります。
インデックス投資は指数に合わせるように投資をするので、個別株を広く買っている状態、つまり市場全体に投資していることと同じことなのです。
市場全体が倒産して資金が0になることはありません。
このように、インデックス投資はリスクを抑えた投資ができるのです。
暴落することもありますが、暴落時は多くの個別株の株価が下がるので、個別株に投資している方は大きな損を被ることもあります。
米国株や債券などの商品も購入すればリスクを抑えることも可能です。
暴落時は安定的なところに資金が回るので、金などほかに投資していれば資金の減少は避けられます。
手間がかからない
インデックス投資は長期運用を前提として、福利の力で資金を伸ばします。
利益を確定してしまうと、その都度税金がかかり投資効率が落ちてしまいます。
必然的に、常に株価の動向を確認したり、商品を選んで変えたりすることはありません。
1か月から1年周期で価格を確認し、持っている商品の比率を考えるくらいで十分なことが多いです。
手間がかからないので、日ごろ忙しいサラリーマンには向いている投資方法といえるでしょう。
デメリット
もちろん、デメリットもあります。
・元本割れの可能性がある ・短期間で稼げない ・毎月の資金繰りは変わらない
以上の3点が挙げられます。
それぞれ説明していきます。
元本割れの可能性がある
リスクが少ない、抑えられるとはいえ全くないわけではありません。
暴落で市場全体が落ち込めば、元本割れする可能性もあります。
投資には絶対はないので、インデックス投資でも絶対に利益になるとは言えません。
短期で稼げない
リスクを抑える代わりに、短期的に大きな利益は得られません。いわゆる、ローリスクローリターン型なのです。
短期で稼ぐにはそれなりのリスクをとり、個別株やFXなどに投資していく必要があります。
しかし、リスクを取った結果利益を取るのが難しく、インデックス投資を始める方も多いです。
毎月の資金繰りは変わらない
長期投資で福利の力を利用する性質上、インデックス投資で得る利益はすべて再投資する必要があります。資金は増えていきますが、手元には入ってきません。
自由に使えるお金は増えないのです。
そのため、毎月のお小遣いが欲しい方にはあまり向いてません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はインデックス投資について紹介しました。
着実に資産を伸ばしたい方にはぴったりの投資だったのではないでしょうか。
これからの資金に困らないようにしっかりお金について勉強していきましょう。
投資について少しでも参考になったら幸いです。
おしまいっ
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