こんにちは、黒とらです。
今日は基本的なチャートパターンであるダブルトップ、ダブルボトムを紹介していきます。
初心者がどのようにトレードしているかもお見せします。
こんな方におすすめ
チャートパターンが知りたい 実際どうやって使うの トレードの時の考え方はどんな感じ?
チャートパターン
ダブルボトム・ダブルトップは
トレンド転換を判断する代表的なチャートパターンのひとつです。
チャートパターンとはチャートによく現れるチャートの形状のこと。
テクニカル分析でトレードする時には非常に役立ちます。
ダブルトップ、ダブルボトムの他に
三尊、逆三尊、ペナント、フラッグなどのチャートパターンが存在します。
なぜできるの?
そもそもなぜこのような考え方が生まれるかというと
チャートの値動きは、人間の売買によって動いているので「この形ではこう動きやすい」といった考えができるのです。
今回のダブルトップ・ダブルボトムはトレンド反転の指標になります。
大衆心理的には、
「高値が超えられなくてもうこれ以上上がらなさそうだから利食いしておこう」
「ダブルトップ作られそうだから売りだ」
といった考えで売りが増えていき、ダブルトップを形作るといった感じです。
さらに、ダブルトップ・ダブルボトムは世界中で有名なため
世界中のトレーダーに意識されやすく、同じ方向に動きやすいという利点があります。
ダマしはないの?使えるの?
ダマしはあります。

じゃあ使えないじゃん!
このような意見がでるのは必然ではありますが、
チャートパターンで判断する理由は、無謀なトレードは避けるということです。
上がるか下がるかの判断でも、勘だけでトレードをしてしまうのは危ないです。
手法はそれぞれありますが、根拠立てて無謀なトレードは避ける必要があるのです。
FXの世界には絶対はないので、少しでも勝てる可能性を上げるためには必要な材料なのです。
ダブルトップ
いろいろな形がありますが
基本的にはアルファベットの「M」のように高値を2つ付け、間の谷の部分に引いたラインを割り、下落した形。
高値に引いたラインをレジスタンスライン、谷に引いたラインをネックラインといいます。
ネックラインは再度上昇を防ぐサポートラインとして機能することもあるので重要なラインです。
ダブルボトム
ダブルトップの逆パターンで形成されます。
「W」のような形ですね。
谷のラインがレジスタンスラインで、山の部分がサポートラインになります。
実際のトレード
2021.5.10 20min +20.1pipsEURUSD
①4時間:足上昇トレンドで押し目を作って急上昇。
②15分足:上昇トレンドから横ばい気味。100MAを下抜けてないのでトレンド継続中。
③5分足:下降トレンドから横ばい。逆三尊ぎみのWボトム形成。
④戦略:15分足を主軸にトレード。
4時間足では一応前回高値を超えておりその高値がレジサポとして意識されなくもない。
15分足でも反発されてそうなラインと一致。
100MAでの反発も狙えそう。
5分足でダブルボトムのネックラインを超えたところでエントリー。
ついでに100MAも抜いている。
15分足での前回高値を利確、-15pips下の100MAより下を損切りラインとした。
⑤:結果+20.1pips
⑥:反省概ね想像通りにトレードできている。
利確後はレンジになり利確ラインはギリギリだった。
まとめ
いかがだったでしょうか。
基本的なチャートパターンのダブルボトム・ダブルトップと実際のトレードを紹介しました。
勉強と実際ではかなりイメージが違うので苦戦している方も多いのではないでしょうか。(自分も苦戦しているのですが…)
少しでもトレードの参考になればと思います。
苦戦している方も一緒に頑張っていきましょう。
おしまいっ
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