こんにちは、黒とらです。
コロナ禍で自炊する機会が増えて、食洗器の購入に迷っている方もいるのではないでしょうか。
そんな方のために、実際の購入品と一緒に選び方やメリット、デメリットなど紹介していきたいと思います。
今まで買ってきて一番買って良かった家電なので、少しでも食洗器の魅力が伝われば幸いです。
このような方向けの記事です。
・食洗器って実際どうなの? ・食洗器の購入を迷っている ・食洗器が気になっている ・食洗器選びの基準にしたい
購入品
NP-TZ300
https://panasonic.jp/dish/products/NP-TZ300.html
選んだ理由
まず、なぜこの食洗器を選んだのかお伝えしていきます。
・賃貸でもOK
食洗器の種類は2種類あります。
ビルトイン型と据え置き型です。
ビルトイン型は、キッチンの引き出しがそのまま食洗器になっているようなイメージ。
据え置き型はキッチンの上や棚に乗せて使うようなイメージです。
ビルトイン型は設置できれば見た目ではわからないのでスマートではあるのですが、工事と大きな費用が掛かります。
さらに、賃貸では退去時に原状復帰が必要なことがほとんどです。設置不可能ではないのですが、現実的に難しいです。
以上より、賃貸の場合は据え置き型に絞られます。
家を建てる、キッチンを変えるなど機会があればビルトイン型はおすすめです。
・大容量
食洗器を使う上でストレスになるであろう点を考えたときに、食器が入らない問題は起きるだろうなと思いました。
では、起きないためにはどうすればいいのか?
↓
容量が大きいものを買えばいいとなるわけです。
据え置き型にも種類があり、タンク型と分岐水栓を使うものがあります。
タンク型はタンクに水を入れて使用するタイプのものです。
蛇口から水を引っ張ってこなくていいというメリットもありますが、比較的小さいものが多いです。大量の水も洗浄の度に補充しなければなりません。
分岐水栓を使用する食洗器はキッチンの蛇口に器具を取り付けるタイプのものです。
分岐水栓を取り付ける工事が必要ですが、自動で水を補充することができ、タンク式のものと比べると大容量です。
以上より、大容量が必要であれば、分岐水栓を使用するタイプのものに絞られます。
食洗器はほかの家電ほど選択肢がなく、分岐水栓を使用するものはパナソニックしか販売していません。必然的にパナソニック製の商品を選ぶことになります。
一人暮らしで、ほとんど洗い物が出ない、設置するスペースがないなどであればタンク式のものでも十分かと思います。
・デザイン
パナソニック製の商品まで絞られました。
パナソニック製の食洗器で、大容量のものは現状3種類あります。
80度すすぎや、低温ソフト、ナノイーなどの機能、タッチパネル式など違いはありますが、そこまで多機能使わないので1番安いものでも問題ないと思います。
私は最終的にタッチパネル式でシルバーカラーがある、デザインがカッコいいものを選びました。
細かい違いは公式HPで確認してみて下さい。

メリット
続いて食洗器を使ってみて、メリットに感じたことを紹介していきます。
・時短になる
皆さんは食器洗いにどれだけ時間がかかっていますか?
食器洗いでは、ながら作業ができないのでそのまま時間を取られています。
食洗器を使うと、多少の予洗いは必要なももの、食洗器に食器を入れて、洗剤を入れ、スタートボタンを押すだけで終わりです。
乾燥もしてくれるため、タオルで拭いている方は拭く時間まで必要なくなります。
・圧倒的に楽
食器洗いは、単純作業、つまらない、腰が痛くなるなどの理由から家事の中でもトップクラスに嫌いでした。
食洗器を使えば、食洗器に入れる作業だけになるので、ほとんどのストレスが解消されました。
時短と楽さだけでも食洗器を買う価値は十分にあると思います。
・きれいに仕上がる・除菌ができる・衛生的
きれい好きな方にはこのメリットは大きいと思います。
熱で落ちる油汚れはかなりきれいになります。洗った後の食器を触ると、手洗いでは聞いたことのない、キュッキュというような音も聞こえます。
スポンジは長く使っているとどうしても汚れてしまい、菌も繁殖してしまいます。
食洗器は触れないくらいの高温の水、洗浄力の強い洗剤で食器を洗うので、除菌ができて衛生的です。
手が荒れない
洗剤に触れなくなるため、手が荒れにくくなります。
手袋を使っている方も、手袋が不必要になるため余計な出費が減ります。
・節水になる
手洗いでは必要以上に水を使っていることが多く、食洗器のほうが節水できます。
食洗器は、洗濯機のように水を循環させて洗浄するため、必要以上の水を使いません。
さらに、手洗いとは違い泡を立てない洗剤を使用するので、少ない水できれいに洗浄でき、少ない水ですすぐことができます。
5人分の食器なら約1/6の水で済むほど節水効果があります。
デメリット
ここまでメリットを紹介しました。
必ずメリットだけではなくデメリットも出てきます。
デメリットのほうが購入の参考になると思うので、デメリットも紹介していきます。
・設置場所、スペースの確保
食洗器はどうしても大きなスペースが必要になってきます。
今回紹介した食洗器は大容量のためさらにスペースが大きいです。
食洗器は設置する場所だけではなく、扉を開けるスペースも確保しなければいけません。
さらに、洗った水を捨てるため、シンクに近いところに設置する必要があります。
賃貸ではスペースが限られているため、設置に苦労します。
私はどうしても設置するスペースがないため、もともと使っていた調理するスペースをなくし、ニトリで売っているシンクにつけるラックで調理スペースを確保しました。
https://www.nitori-net.jp/ec/product/8987653s/
ここまでしてでも食洗器を買う価値は十分にあると思います。
・洗い終わるまでの時間がかかる
食洗器は時間をかけて洗浄するため、仕上がりに時間がかかります。
洗っている途中、洗う前に使った食器を使いたい場面も出てきます。
待てない場合は取り出して手洗いするしかありません。
しかし、すぐに大量に使いたいという場面は今までないのでそこまで気になりません。
・価格
ビルトイン型に比べれば安いのですが、それでも10万円ほどかかります。
さらに別途、分岐水栓代と分岐水栓を取り付ける工事費がかかってきます。決して安くありません。
タンク式の小さく、価格を抑えたものでも良いですが、二人暮らしの料理をする家庭ではストレスが溜まりそうです。
水道代で安くなり、楽さや時間ができることを考えると、多少費用をかけても良いと思います。
・音
食洗器を回している間は結構音がします。
噴水のように水を循環させて、水の勢いで洗浄するので仕方のないことではあります。
キッチンが近いところで、音に敏感な方はかなり気になると思います。
寝室が離れているようなら、夜中寝ているときや、日中いないときに回すなど工夫が必要です。
私はそこまで敏感ではないので、気にせずに回しています。音がするのは1時間くらいなので、慣れれば大丈夫な程度ではあります。
購入時の注意点
今回紹介した商品を購入するときの注意点もまとめたので、
必ず確認してから買うようにしましょう。
設置場所は確保してから
食洗器を買ってから設置できませんでしたとなると悲惨なことになります。
必ずスペースを確保してから購入するようにしましょう。
扉を開けるスペースも必要なので注意しましょう。
私が購入検討した時には、電気屋さんに実寸大で必要なスペースが書かれたパンフレットが置いてありました。
それをキッチンに当てながらスペースを確保したので、実際に店舗に大きさを見に行ってもいいと思います。
分岐水栓の取り付け
今回の商品の購入検討するときは、分岐水栓も頭に入れておきましょう。
分岐水栓の費用と、取り付け工事の費用が食洗器とは別途でかかってきます。
具体的には、分岐水栓代12200円、取り付け工事が5200円でした。さらに、引っ越しをするときは外さないといけないので、再度工事をする必要もあります。
私はネットで食洗器とセットで購入したのでそのままの値段払っていますが、直接電気屋さんで交渉すればもう少し安くなる可能性はあります。
また、工具があり、多少の知識があれば、分岐水栓だけ買って工事は自分ですることもできます。工事の仕方はyoutubeでも出てくるので調べてみて下さい。
食洗器非対応の食器
食洗器は熱を与えて洗浄するため、熱に弱いプラスチックや強化ガラスのもの、木製のものなど結構食洗器非対応のものがあります。
気にせず洗ってしまうと、食器が割れたり、ヒーター部に落ちて発煙や変色したりすることもあるので絶対にやめましょう。
食洗器を買うときは食洗器対応の食器かどうかもチェックしておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は食洗器について紹介しました。
スペースや価格の問題で買うのを敬遠していたのですが、結果的に買って良かったと心から思っています。
この記事で食洗器選びに役立てていただけたら幸いです。
おしまいっ
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