
こんにちは黒とらです。
FXで利益は出ているでしょうか?
FXは9割の人が負けると言われています。
FXをやっていても負けることが多く、挫折しそうな方もいるのではないでしょうか。
この記事では
- FX始めたけど、負けてしまう…なんで?
- 負けているし、もうやめようかな…
- FXをやっていても勝てる気がしない
そう思っている方に向けた記事です。



そもそも、負けるとはどんな状態ですか?
損益が膨らんでいる事ももちろんそうですが、
本質はトレードをしなくなってしまうということです。
暴論かもしれませんが、
最終的に利益がでれば、負けは負けではなくなるのです。
損を広げないように続けていきましょう。
続けられない原因は3つあります。
- 損切をせず、すべての資金を失ってしまう
- 勉強をしない
- メンタルに影響のあるトレードをしてしまう



それぞれ解説していきます!
大きな負けで再起不能に。きちんと損切を設定しよう!


FXで運用可能な資金を失ってしまえば、続けることはできません。
FXを続けるには、資金を大きく失ってはいけません。
損が大きくなると、元の資金に戻すのがどんどん難しくなります。
下記は、元本を100万として、減った割合と取り戻すのに必要な割合をまとめた表です。
100万から減った元本(円) | 100万円に戻すのに必要な割合(%) | 100万円から減った割合(%) |
---|---|---|
99 | 101 | 1 |
90 | 111 | 10 |
70 | 143 | 30 |
50 | 200 | 50 |
30 | 333 | 70 |
10 | 1000 | 90 |
100万を10万にするのは90%を減らせばいいわけですが、
10万を100万にするには1000%増やさなければいけません。
大きな損失で、利益を出すのが困難になることが分かります。
損をしないことは不可能ですが、損を広げないことはできます。
大負けしてしまう原因は損切ができないことです。
損切は、基本的にトレード当初のシナリオ通りにならいと判断できるポイントに設定します。
適当に設定することや設定した損切を動かしてしまうのは意味がないのでやめましょう。
損切をする機会は多く、「損切しなければ利益が出たのに」と思うことも多くあります。
損切してしまうと損失が確定してしまうので、精神的につらいです。



じゃあ、損切しないほうがいいや
このような考えは大負けに繋がるので避けましょう。
どこの位置に損切りを設定するかは、トレードスタイルによって異なります。
トレードスタイル | 損切ライン(pips) |
---|---|
スキャルピング | ~20 |
デイトレード | 20~50 |
スイングトレード | 50~ |
勉強していくと損切をしないという手法も出てきますが、
この手法は資本力が必要になってきます。
FXはレバレッジをかけてトレードをします。
損失が大きくなってくると、強制ロスカットで損切したくなくても損益を確定させられます。
株の現物と違い、損が広がっても永遠と持ち続けることはできないのです。
強制ロスカットされないためには、資金を口座に入れるしかありません。
資金力があれば可能ですが、FXでお金を稼ごうとしている庶民には難しいでしょう。
資金の損失を膨らませないためにも損切を設定しましょう。
勉強なしでは勝てない。勉強、検証、経験して自分の手法を手に入れよう!


FXは努力しないと勝てません。
損を広げるだけなので、楽に稼げそうだからといって安易に手を出した方はFXを辞めてしまいましょう。
ビジネスと同じで、お金を生み出すには相応の努力が必要です。
基本的に勉強と経験の積み重ねで勝てるようになってきます。
勝ちたければ勉強をしなければならないという意識が必要です。
まずは、必要最低限の用語やチャートについて勉強していきましょう。
訳も分からずトレードをするのを避ける、多すぎる情報を整理するためです。
勉強をしていくと、様々な手法に出会います。
ネットで見かける手法はどれも魅力的です。
しかし、絶対に勝てる手法はありません。
試してみても勝てないからといって、いろいろ手を出さないようにしましょう。
また、高額で売られている情報を購入するのも避けましょう。
ネットや書籍で手に入る情報で十分学べます。



じゃあ、どれを参考にしたらいいの?
自分に合った手法を選びましょう。
トレードする人は性格や生活、住む国さえ違います。
- 仕事が忙しい
- 長時間チャートを見ていられる
- のんびりトレードが向いている
短期向けの手法を長期思考の人が使ってもダメなように、自分に合った手法があるはずです。
勝てるかどうかではなく、自分に合うかどうかを意識していきましょう。
トレードに使える時間や性格、やってみたいトレードスタイルなど自己分析するのが有効です。
手法を選んだら、検証→実践→反省を繰り返していきます。
そうして自分のものにすることが、勝てるようになる一番の近道です。
勝てる手法を求めてたくさん試すのではなく、1つの手法を極めましょう。
ドキドキトレードで中毒に。メンタルの動かない金額でトレードしよう。


トレードはメンタルに影響を及ぼします。
FXはメンタルと向き合う必要があるのです。
トレードをしていくと、必ず負けトレードを経験します。
負けを取り戻そうと躍起になり、いつもよりリスクを大きく取ってしまう心理が働きます。
これをブレークイーブン効果と言います。
ブレークイーブン効果で取引してしまう例
- ロットを上げる
- 根拠が薄いのにトレードする
- 普段長期狙いなのに短期でトレードする
トレードに熱くなって普段と違うトレードをしてしまっては、今までの経験や検証が無駄になってしまいます。



ではどうしたら熱くならずにトレードできるのでしょうか
心が動かない金額でトレードをすることです。
トレードをして、ポジションを持っている間ドキドキしてしまうような金額ではロットが合っていません。
ドキドキするトレードを続けていると、興奮を求めてトレードするようになってしまい、
トレード目的が変わってしまっています。
心が反応しない金額までロットを下げましょう。
一般的に損切りの基準は元本の5%以内が良いと言われています。
利益が安定するまでは最低ロットか元本の1%以下を損切ラインとしてトレードするのをおすすめします。
そうすることで、損失額があらかじめ分かっており、金額も許容範囲であるためメンタルは動きません。
躍起になってトレードをすることもなくなるのです。
FXで続けられなくなる原因まとめ


いかがだったでしょうか。
FXは損を広げないように、続けることが大切です。
原因は3つありました。
- 損切をしないで資金を失うこと
- 勉強をしないこと
- メンタルが動くトレードをすること
これを避けることでFXを続けることができ、勝てるトレーダーになっていきます。



負けないように一緒に頑張っていきましょう!
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